コンサルタント就活のWebテスト・筆記試験対策まとめ【9割が落ちる?】

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コンサルティングファームへの就職に向けて、最初の大きな関門となるのがWebテストや筆記試験です。

かなり厳しい足切りラインが設定されていることも多く、大手のコンサルティングファームであれば、通過率がわずか10%程度ということもあります。

超高学歴の学生であっても、またどれだけ優秀な面接回答案を作っていても、第一関門を突破できなければ、意味はありません。

そこでこの記事では、コンサルティングファームのWebテストや筆記試験の傾向や種類、独自テストを実施するコンサルティングファームの対策などについて、詳しく紹介していきます。

コンサルティングファームのWeb・筆記テスト傾向

コンサルティングファームのWebテスト・筆記試験は、知識よりも、知能を問うものが中心です。

コンサルタントの仕事は単に知識があるだけではなく、その知識を土台として思考することで初めて成立するからです。

よって、丸暗記などの準備では太刀打ちできません。

具体的に知能を問う問題として、多く出題されるのが、

  • 判断推理
  • 数的推理
  • 論理問題(クリティカル・リーズニング)

の3分野です。

判断推理

判断推理は、ある条件が与えられ、その条件からあり得る状況を考察するという問題です。

まずは具体的な出題例について、確認してみましょう。

ある高校に、1年生男子2名、女子1名、2年生男子3名、女子2名、3年生男子1名、女子1名の合計10名の部員がいるクラブがある。

いま、この10名の部員をA~Cの3グループに分けたところ、Aグループは男女各2名ずつ、Bグループは男女同数、Cグループは各学年の部員が1名以上となり、また、どのグループも学年、性別ともに一致する部員はいなかった。

このとき、確実にいえるものはどれか。

  1. Aグループには1年生の女子がいる。
  2. Bグループには1年生の男子がいる。
  3. Bグループには2年生の女子がいる。
  4. Cグループには3年生の女子がいる。
  5. Cグループには3年生の男子がいる。

答えは5です。

完全に頭の中だけで思考するのは難しいので、メモを書き、一つ一つの選択肢を消しながら、解答を導いていきます。

ベン図を書いて解くということも少なくありません。

慣れれば確実に解答スピードは速くなりますので、繰り返しトレーニングをして、全問正解を目指しましょう。

数的推理

数的推理は判断推理とよく似ていますが、速さや場合の数、確率など、数学的な知識があることが前提となる問題です。

そのため、特に文系の学生が苦手とする傾向があります。

具体的な出題例について、確認してみましょう。

9個の指輪があり、1個だけが本物で、残りの8個が偽物であることが分かっている。また、外見で本物と偽物の差はないが、重さは本物が少しだけ重いということも分かっている。

このとき、上皿天秤を用いて、本物を確実に見つけ出すためには、最低何回量る必要があるか。

ただし、偽物の重さはすべて等しいとする。

選択肢

1回

2回

3回

4回

5回

正答は「2回」です。

数的推理も判断推理同様に、頭の中で思考するだけでは無理があるので、手を動かしながら考える必要があります。

繰り返しトレーニングをすることで、確実にスピードを速められるはずです。

慣れれば難なく解けるようになるので、高得点を目指せる分野にしましょう。

論理問題(クリティカル・リーズニング)

クリティカルリーズニングは、GMATで出題されることが多い問題です。

大きく以下の2種類の分野に分けられます。

  • 論理的展開を問う問題(結論を問う問題)
  • 論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題)

パターン化された解法だけでは解けないケースも多いため、多くの受験生が苦労する部分になります。

対策方法としては、日ごろから論理性を意識しながら文章を読むということです。

読書などを通じて、主語と述語の関係や補足情報と結論の関係などを意識していれば、自ずとクリティカルリーズニングに対応する力を身に着けることができます。

試験時間は非常に短いため、十分な対策ができなかったために、スピード感を持って解けない場合には、クリティカルリーズニングを飛ばすというのも1つの手です。

コンサルティングファームのWeb・筆記テストの種類

次に、コンサルティングファームWebテスト・筆記試験の種類について、その内容や対策法を紹介します。

SPI

SPIはリクルート株式会社が適性検査で、コンサルティングファームに限らず多くの会社が受験生の能力を測るために実施しています。

主な内容は、以下の2通りです。

  • 適性テスト
  • 能力テスト

適性テストは、自分自身の性格を検査するものです。

200種類前後の質問に対して、「はい」「いいえ」の2択で回答します。

なるべく欲しがられる人材になるよう回答したい気持ちは分かりますが、その後の選考を通じて矛盾が生じないようにするために、正直に回答するのがおすすめです。

能力テストは、言語分野と非言語分野から出題されます。

問題数に対して試験時間が短いので、とにかくスピード感を持って解くことが大切です。

問題の難易度自体はそれほど高くないため、確実に正解していかなければ、コンサルティングファームの低い通過率に入り込むのは難しいでしょう。

解答パターンを体で覚えられるくらい、何度も繰り返し問題を解くのが唯一の対策です。

玉手箱

玉手箱は日本エス・エイチ・エル社のテストです。

商社やコンサルティングファーム、証券など、就職難易度の高い業界で多く採用されています。

SPIと同様に、適性テストと能力テストの2種類があります。

能力テストは言語分野、非言語分野から出題され、SPIよりも難易度が高いのが特徴です。

問題数は非常に多い一方で、制限時間はかなり短いため、時間をかけずにミスなく正解していく必要があります。

初見ではなかなか解答できないものですが、ある程度パターンを覚えれば、それほど難しいこともありません。

計算を確実かつ迅速に終わらせるためには、電卓も使いこなせることが大切なので、演習を通じてトレーニングしておきましょう。

GAB

GABは玉手箱同様に、日本エス・エイチ・エルが開発した総合適性テストです。

検査科目は、言語、計数、そして性格診断となります。

言語は論理的な思考力、計数は処理能力の高さを問う内容です。

いずれもコンサルタントとして、非常に重要な能力ですので、就職試験後、実際に仕事をすることも見据えてしっかりと準備しておきましょう。

コンサルティングファームの場合には、基本的に自宅でのWebテストの形でGABを受験します。

自宅でのWebテストにおける問題数及び制限時間は以下の通りです。

  • 言語:25分間・全52問
  • 計数:35分間・全40問
  • 性格診断:20分間・全68問

いずれも問題数に対して制限時間が短いため、スピード感が重要です。

計数理解では、図表を使った計算が中心となるため、過去問や予想問題で実際に手を動かしながらトレーニングするようにしましょう。

TG-WEB

TG-Webはヒューマネージ社が作成しているWebテストです。

外資系コンサルティングファームや日系大手企業などで採用されており、数あるWebテストの中でも、特に難易度の高いものとして知られています。

TG-Webには、従来型と新型の2形態があります。

出題科目は、言語理解、計数理解、英語の3科目と性格診断です。

従来型は、問題数はさほど多くないものの、単発の知識では太刀打ちできるものではなく、できるだけ迅速かつ正確な理解力が求められます。

一方で新型は、かなり問題数が多いものの、知識だけで解ける問題もあるという特徴があります。

レベルとしては、一般教養レベルですので、さほど勉強を積んでいなくても、十分高得点は可能です。

しかし、時間は従来型よりも短く設定されているため、スピード感が大切です。

どちらのタイプが出題されるかは、企業によって異なります。

もちろん、的を絞って対策するのが有効ですが、TG-Webの従来型と新型の双方を対策しておけば、他のテストタイプの対策にもなるでしょう。

GMAT

GMATは外資系コンサルティングファームを中心に出題されることが多いテストです。

GMATはアメリカでMBA留学をする際の登竜門となる試験のため、かなりの高難易度を誇ります。

GMAT自体は様々なセクションから構成されていますが、そのうち就職試験で出題されるのは、「クリティカルリーズニング(論理問題)」「プロブレムソルビング(問題解決)」「データサフィシエンシー(データ分析)」の3種類です。

GMATを採用するコンサルティングファームの筆記試験倍率は10倍になることも多いため、高得点を目指さなければなりません。

そのためには、できるだけ簡単な問題をすぐに潰しつつ、難問に割く時間を増やすことが大切。

問題の難易度をすぐに見極める目を養うためには、何度も問題を解くということしかありません。

繰り返し対策をすることで、自分の得意分野も見えてきます。

その得意分野から解答していくことが、GMATの攻略法です。

CUBIC

CUBICは就職試験のみならず、昇格試験などでも用いられることがあるタイプのテストです。

科目は他のテスト形態と比べて多く、『言語』『数理』『図形』『論理』『英語』があります。

難易度は中高生レベルのため、基礎的学力があれば十分に解くことができるでしょう。

しかし、難易度が低いからこそ、1つのミスが致命傷となる可能性もあるため、正確に解くことを習慣づけなければなりません。

解答パターンを把握できれば、問題を見ただけでもすぐに答えが浮かび上がるようになるため、徹底的に反復トレーニングをしておくようにしましょう。

オリジナル

コンサルティングファームによっては、独自の筆記試験を課すこともあります。

しかし、完全オリジナルというものは少なく、上記で紹介したタイプのテストを模して出題されることも少なくありません。

オリジナル試験が出題されるとなると、なんとなく難易度が高そうなイメージもありますが、実際にはそれほど難しくないことも多いようです。

だからこそ、足切りとなる正答率は非常に高く、1つのミスが命取りとなるため、とにかく「正確さ」を高めておく必要があります。

独自テストをするコンサルティングファームの対策

では独自のテストを行うコンサルティングファームの傾向をご紹介します。

マッキンゼー ・アンド・カンパニー

マッキンゼー・アンド・カンパニー 転職

マッキンゼー・アンド・カンパニーでは、マークシートによる判断推理、数的推理の試験が行われます。

大きな特徴は英文で出題されるという点です。

出題される語彙自体はさほど難しいものではありませんが、ある程度の英語力を有していなければ、なかなか立ち向かうことはできません。

なお、英和辞書の持ち込みは可能です。

正答率は最低でも8割以上、極力9割がボーダーとされています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーの公式サイトで例題を解くことができますので、必ずトレーニングをしておきましょう。

ほかにも、TOEICの問題集などで対策するのもおすすめです。

関連記事:マッキンゼー・アンド・カンパニーへの転職【プロが口コミ・年収などを徹底調査】

アビーム

アビームコンサルティングは、完全なオリジナル試験ではありません。

テストセンターでのSPIが課されますが、一般的な「言語・非言語」だけではなく、「構造的把握力」が出題されることに特徴があります。

この分野を出題する企業は少なく、また問題の意味そのものを捉えることも難しいため、しっかりと対策しておくことが必要です。

関連記事:アビームコンサルティングの転職【プロが口コミ・年収などを徹底調査】

ベイン・アンド・カンパニー

ベインアンドカンパニー 転職

ベイン・アンド・カンパニーでは、判断推理、数的推理に加えてGMATのクリティカルリーズニングを模した問題が出題されます。

出題される言語は日本語です。

ほとんど正解したのに不合格だった」という口コミもあることから、ほぼ満点を取らなければ、筆記試験をパスすることはできないでしょう。

対策としては、GMATの書籍を解いてみるのがおすすめです。

ほかにも、国家総合職の判断推理や数的推理の問題も有効でしょう。

難易度自体は高くないので、迅速さと正確さを意識して解けるようにすることが大切です。

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コーポレイトディレクション

コーポレイトディレクションでは、判断推理、数的推理、そしてGMATのクリティカルリーズニングとプロブレムソルビングが出題されます。

GMATは英語版で出題されるため、しっかりと英語の対策もしておかなければなりません。

難易度が比較的高く、時間もかなり短いため、それほど高得点が取れなくても、選考をパスできるようです。

そのため、稼げる得点は徹底的に稼いでいくことが重要になります。

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A.T.カーニー

A.T.カーニー 転職

A.T.カーニーでは、判断推理、数的推理及びGMATのクリティカルリーズニングが出題されます。

問題の難易度には大きなばらつきがあるため、簡単な問題をいかに落とさずに解けるかが重要です。

また、1問ごとのボリュームも非常に大きいため、図示等でうまく情報を整理して、効率的に解くことを心がけましょう。

およそ7割程度の正答率でも通過できるようなので、なるべくイージーミスをしないような着実さが大切です。

関連記事:A.T.カーニーへの転職【プロが口コミ・年収などを徹底調査】

各コンサルティングファームのWeb・筆記テストまとめ表

有名なコンサルティングファームWebテスト及び筆記テストの実施形態について、一覧でまとめてみました。

テスト形態 主なファーム
SPI
  • ボストン・コンサルティング・グループ
  • ドリームインキュベータ
  • アビームコンサルティング
  • NTTデータ経営研究所
  • 野村総合研究所
  • 三菱総合研究所
玉手箱
  • KPMG
  • PwCコンサルティング
  • ベイカレント
  • アクセンチュア
  • 日本総合研究所
GAB
  • ベイカレント
TG-WEB
  • ローランドベルガー
  • デロイトトーマツコンサルティング
  • EYアドバイザリー
  • シグマクシス
GMAT
  • Strategy&
オリジナル
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • アビームコンサルティング
  • ベイン・アンド・カンパニー
  • コーポレートディレクション
  • A.T.カーニー
  • 経営共創基盤
  • 日本アイ・ビー・エム

コンサルティングファームのWeb・筆記テストは早めに対策

この記事では、コンサルティングファームの就職に向けた最初の関門となるWebテスト及び筆記テストについて詳しく説明しました。

どれだけ優秀な能力を持っていたとしても、最初の関門を通過できないことには、意味がありません。

有名なコンサルティングファームでは、筆記試験の倍率だけで10倍にも上ることがあるため、できるだけミスなく、満点を目指していく必要があります。

付け焼刃の準備でなんとかできるものではありませんので、早いうちからの対策を心がけるようにしましょう。

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