ケース面接の打ち手【課題を特定して具体的な回答をする】

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ケース面接はコンサルティングファームへの就職の登竜門とも言われています。

それまでの選考過程において高い評価を得ていたとしても、ケース面接で十分な成果を見せられなければ、内定を勝ち取ることはできないでしょう。

コンサルティングファームは実力主義の風潮が強く、新規採用であっても即戦力を求めているため、実力を評価できるケース面接を非常に重要視しているのです。

この記事の内容をしっかりと理解することで、あなたもコンサルティングファームの内定に一歩近づくはずです。

コンサルティングファームへの就職や転職を検討している方は、是非参考にしてください。

おすすめ記事:ケース面接の対策【基礎から読むだけで面接準備】

ケース面接の目的は「課題の打ち手を提案すること」

そもそもケース面接は、直面しているビジネス課題に対して、それを解決するための打ち手を提案することが目的です。

その思考過程や提案した内容の実効性などから、志望者は評価をされます。

コンサルティングファームが現在進行形で取り組んでいる案件について出題されることも少なくありません。

実際に打ち手を考える上で、しっかりと把握しておくべきポイントが2つあります。

知識で解答する問題ではない

大前提として、ケース面接は知識で解答する問題ではないということです。

ケース面接には決して正解はありません。

実際に正解なのかどうかは、提案した打ち手を実行してみて効果測定をしなければ分からないためです。

そのため、過去問や例題を完全に頭に入れて面接に臨む人もいますが、完全にナンセンスです。

むしろ教科書通り、参考書通りの丸暗記した回答を発表したところで、そんなことは百戦錬磨の面接官にはすぐに見破られてしまいます。

求められているのは教科書通りの回答ではなく、あなた自身の頭脳だからこそ打ち出せた独自性のある回答です。

筋道を立てた思考で打ち手を考えることが大切

また、最終的な打ち手の提案内容だけではなく、そこに至るまでの思考プロセスも評価されます。

どれだけ筋道を立てた思考を、無駄なくできているかという点です。

当然、論理が飛躍したような発想や根拠のなき思い付きの発想などは評価をされません。

コンサルタントにはロジカルシンキング(論理的思考力)が不可欠と言われています。

そのロジカルシンキングのレベルも、ケース面接においては重要な評価ポイントとなるのです。

ケース面接出題された実際の質問例

これまでケース面接で出題されたことがある質問例について、いくつか紹介していきます。

  • アメリカの地方銀行の利益率を改善したい。そのためにできる打ち手を具体的に列挙せよ。
  • ある大手のゼネコンからコスト削減についての相談を受けている。資料を読み、どのようなコストから削減できるか考えよ。
  • とあるスポーツの競技人口は何人いる?(フェルミ推定)
  • 鉄道会社が利益を最大化させるために、駅がどのエリアにどのくらいあればいいか?
  • コンビニの売上を増加させたい。そのための施策を考えよ。
  • イギリスからの訪日観光客数を増やしたい。どんな施策を打てばいいか。
  • スマートフォンケースの市場規模を考えよ(フェルミ推定)
  • 地球上では毎年3000万人を超える人が飢餓により亡くなっている。その人たちに食料を十分に行き渡るようにするために、一体いくらの費用が必要になるか。また寄付金を集めるためにはどのような施策を講じればよいか。

上記はあくまでも一例ですが、かなり幅広い分野について問われるということが分かるでしょう。

当然、面接本番では「全く分からない」とフリーズしてしまえば、内定を勝ち取ることはできません。

そのため、世の中に対して幅広い視野を持ち、どのようなテーマが出題されても対応できるように準備しておく必要があります。

特に新卒採用選考の場合、出題範囲は未知数です。

逆にキャリア採用の場合には、内定後の配属先チームが決まっているケースが多いので、その分野に特化したテーマが出題されるのが一般的です。

ケース面接で有効な打ち手を提案するまでのステップ

冒頭でも述べた通り、ケース面接では課題に対しての有効な打ち手を提案することが大きな目的です。

そのための思考ステップについて、説明をしていきます。

ステップ①前提条件を整理する

テーマが出題されたら、まずは曖昧な事項についてしっかりと具体化し、前提条件を整理するようにしましょう。

誤った前提で思考を進めた場合、頓珍漢な回答になってしまう可能性があります。

勘違いは実際に仕事をする上でも、大きな障害になるのは間違いありません。

あまり細かく前提条件を整理しすぎるのはNGですが、核となる情報については面接官に質問をした上で具体的に確認するようにしてください。

この作業は、後々の思考のブレや思考の無駄を省略することに繋がります。

ステップ②現状を分析する

実際に課題解決のために打ち手を考えるためには、まずは現状を把握しなければなりません。

予めその現状について具体的に設定されていることもありますが、フェルミ推定により自分で思考しなければならないことも多々あります。

現状について完全に正確な情報を算出する必要はありませんが、ある程度現実味のある算定をしなければなりません。

ここは本筋ではないので、できるだけ時短で済ませられるよう、しっかりとトレーニングしておきましょう。

ステップ③振れ幅の大きい変数をピックアップする(課題の特定)

現状分析できたら、そのどこにボトルネックがあるのかを探します。

そして、より少ないコストでより大きな効果を上げられる施策を考えましょう。

この課題の特定は、非常に重要です。

本質的ではないポイントに注力してしまうと、その分得られる効果も小さくなってしまいます。

しっかりとテーマについて因数分解をした上で、その中から特に振れ幅の大きな変数に注目するようにしてください。

ステップ④考えた打ち手に対するデメリットを検討する

世の中のすべての物事にはメリットとデメリットがあります。

完全無欠のアイディアなど存在しません。

あなたがケース面接中に考えた打ち手にも、100%デメリットはあります。

その点について、面接中に指摘されることでしょう。

その際には、デメリットにも言及した上でそれを上回るメリットがあることを、しっかりと説明しなければなりません。

実際にクライアントとの話し合いの中でも、デメリットが強調されることで、相手方の腰が重くなることも多々あります。

施策について納得をしてもらい、重い腰を上げてもらわないことにはプロジェクトを前に進めることはできません。

ケース面接においては、その粘り強さを有しているかも評価の対象となります。

若干圧迫面接気味に詰め寄ってくるという例もあるようですが、ねじ伏せるような論調ではなく、あくまでも冷静に対応できるように努めてください。

ケース面接で打ち手を考える際に注意したいポイント

続いて、ケース面接において打ち手を考える際に注意しておくべきポイントを5つ解説します。

できるだけ分かりやすく具体的な打ち手を考える

提案する打ち手は、できるだけ分かりやすく、具体的であるということを意識しましょう。

例えば「海外市場での競争を勝ち抜くために、グローバル化させる」という提案をしたとします。

このグローバル化の定義は非常に曖昧です。

具体的に何をすべきか、ということが一切分かりません。

このような回答では、なかなか高評価を得ることは難しくなるでしょう。

グローバル化」については、さらに1段階構造を落とし込むことで、具体性が帯びてきます。

例としては

  • 社内公用語を英語にする
  • 海外拠点を設立する(具体的にどの国・都市か)
  • 外国人ワーカーを雇用する

といった方法です。

上記のように、できるだけ具体性のある回答をするように心がけましょう。

具体性のない回答は、相手のイメージと自分のイメージに相違が生じる可能性もあります。

説明する際は論理が飛躍しないよう気を付ける

ケース面接では、単に課題に対する打ち手を考えるだけではなく、それを説明することも求められます。

どれだけ素晴らしいアイディアだったとしても、うまく説明できなければ高評価は得られません。

総合的な点数は、アイディアの内容と説明の分かりやすさの掛け算により決まっていきます。

説明する際に注意をしたいのが、論理性です。

特に論理が飛躍しないように、注意をしなければなりません。

飛躍した論理で話が通じる際は問題ありませんが、そうではない場合、聞き手は内容を理解するために余計な自分の中で論理を結びつけるという工程が生じます。

聞き手に余計なストレスを与えないということも、一流のビジネスマンの条件です。

誰が聞いても同じ絵を頭に描けるように、論理だった説明をすることを心がけましょう。

「課題の特定→打ち手を考える」という順番を守る

ケース面接は非常に短い制限時間が設定されています。

就職選考のプレッシャーもあるため、想像以上にその短さを実感できるでしょう。

そのため、多くの人は思考中に焦りが生じてしまいます。

そこで注意したいのが、課題の特定よりも先に打ち手を考えてしまうということです。

勿論、最終的な目標は打ち手を考えるということですが、そのためにはまずボトルネックとなっている課題を特定しなければなりません。

当然、テーマに対する因数分解を行い、そこから本質的な課題を見つけるというステップが必要になります。

この「課題の特定」というステップを省略してしまうと、本質的ではない打ち手になってしまう可能性が高くなるため注意が必要です。

「急いては事をし損ずる」という言葉があるように、ケース面接中も焦りは禁物です。

制限時間から逆算して考える

ケース面接では、短い制限時間の中で課題の打ち手を考えなければなりません。

「もう少し時間があれば、もっと良いアイディアが浮かんだのに」と考える人もいますが、時間内に仕事を仕上げることは、ビジネスマンとしての必須事項です。

特にコンサルタントは非常に納期が厳しく設定されており、期日を守る、時間を守るということは特に重視されています。

だからこそ、ケース面接においてもしっかりとタイムマネジメントを行い、制限時間内に思考を終え、提案するところまで完結させなければなりません。

そのため、ケース面接に臨む前にはステップごとに大まかな時間を区切っておき、その時間を守りながら思考を進めていくようにしましょう。

制限時間が予め分かっているのであれば、面接前から段取りを組んでおくのがおすすめです。

しかし、突然その制限時間が変更になるということもあるので、2の手、3の手も用意しておくようにしましょう。

メモはなるべく構造的に書く

メモは思考や説明の際に大いに役に立ちます。

頭の中で考えるだけではなく、しっかりとメモに文字起こしをしましょう。

しかし、単なる殴り書きはNGです。

メモを取る際もロジックツリーなどを活用しながら、なるべく構造的になることを心がけてください。

ぐちゃぐちゃに書いたメモは、思考の混乱を引き起こすだけです。

逆に構造的なメモであれば、脳のリソースを最大限に利用できるようになります。

丁寧に書こうとすると、殴り書きをするよりも時間がかかってしまいますが、後々得られるメリットは甚大です。

ケース面接対策はとにかくトレーニングあるのみ

ケース面接はぶっつけ本番で突破できるほど甘いものではありません。

相当のハイパフォーマーが入念な準備をしたとしても、うまくいかないこともある世界です。

そのケース面接で高評価を得るためには、とにかくしっかりとトレーニングを積んでおくしか方法はありません。

トレーニングを積んでおくことで、思考のスピードやメモのスピードを高めていくこともできます。

スポーツの世界では「練習以上のことは試合でできない」とよく言いますが、それはケース面接においても同じことです。

プレッシャーの大きいケース面接本番では、トレーニング以上の成果は出ません。

だからこそ、何度もトレーニングを積んで自分の最大パフォーマンスを高めておく必要があります。

本命ではないコンサルティングファームの選考を受けてみるというのも、1つの手です。

まとめ:ケース面接の打ち手はわかりやすく具体的に

冒頭でも説明した通り、ケース面接はコンサルティングファームへの就職・転職に向けた登竜門です。

ここを突破しないことには、内定を勝ち得ることができません。

求められるスキルや知能は非常に高く、十分なトレーニングを積んでおかないと、なかなか太刀打ちできないでしょう。

しかしポイントをしっかりと抑え、準備しておけば本番でも確かな手ごたえを得られるはずです。

本記事で紹介したような実際の出題例を参考にしつつ、実際に自分でも解いてみてください。

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