できる戦略系コンサルタントのロジカルシンキングとは【ビジネスに必須の考え方】

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コンサルタントは常に自分の頭で考えることが求められる仕事です。

他の職種と比較して、求められるスキルの量やレベルも高くなります。

特に重要視されるのが、ロジカルシンキング(論理的思考力)です。
ロジカルシンキングができない人には、なかなかコンサルタントの仕事は務まりません。

そこでこの記事では、コンサルタントに求められるロジカルシンキングとはどんな能力なのか、またそのトレーニング方法や実際のロジカルシンキングの方法などについて、詳しく解説をしていきます。

ロジカルシンキングはコンサルタントに求められる最重要スキル

冒頭でも述べたように、ロジカルシンキングはコンサルタントにとって必須とも言うべきスキルです。

ロジカルシンキングができない人材は、そもそもコンサルタントの面接を突破することすらできないでしょう。

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは、論理的に物事を考えることです。

論理に一貫性があり、筋が通った考え方の事を指します。

例えば、「現金の利用を禁止すれば、人々のストレスが減る」というのはかなり論理が飛躍した考え方です。

このことをロジカルに考えると、以下のようになります。

  1. 現金の利用を禁止する
  2. レジ係が現金を数える手間、お釣りを用意する手間が省ける
  3. レジの流れがスムーズになり、レジ待ち行列がなくなる
  4. 人々がストレスを感じなくなる

このように、矛盾や飛躍がない思考法が、コンサルタントには求められているのです。

コンサルタントにロジカルシンキングが必要な理由

コンサルタントに特にロジカルシンキングが求められるのには、大きく2つの理由があります。

1つ目は、相手に納得してもらう必要があるためです。

コンサルタントは日々、上司やクライアントへの説明を通じて、納得をしてもらわなければ動けません。

自分だけが理解できるような自己満足の考え方では、とても務まる職業ではないのです。

コンサルタントのアイデアは、クライアント企業のその後の経営に大きな影響を与えることがあり、かなり重い責任を背負っています。

論理性のない提案はギャンブルと同じです。当然、相手は納得してくれません。

だからこそ、ロジカルに考える力が、コンサルタントには求められています。

2つ目は、効率的な思考が必要であるためです。

コンサルタントはかなりの激務で、常に山ほど仕事があります。

そのすべてをこなすためには、あらゆる無駄を省いていくことが大切です。

ロジカルシンキングが身についていれば、思考にかかるあらゆる無駄を省略し、効率的に物事を考えることができます。

また、相手にも伝わりやすく、何度も説明が必要になることはありません。

コンサルタント自身が楽に仕事ができるようになるためにも、ロジカルシンキングは必要な能力なのです。

コンサルタントが行うロジカルシンキングの高め方

ロジカルシンキングは、トレーニングにより身に着け、高めていくことが可能です。

具体的にどのようにすれば、ロジカルシンキングのスキルを高められるのか、3つ紹介します。

あらゆる事象の理由を問う

ロジカルシンキングの基本は、原因や理由を深掘りすることです。

そのため、普段何気なく当たり前に受け入れていることでも、その背後には何があるのかということを追求することで、ロジカルシンキングを高めることができます。

「なぜマクドナルドの看板は赤いのか」
「なぜ病院の待合室には白熱電球が使われているのか」
「なぜフリーランスが増えているのか」

ビジネス的な難しい問題に限らず、日常の些細なことでも構いません。

様々な理由を考え、調べ、知識を得ていくことで、より高い思考力を身に着けることができます。

MECEを意識する

コンサルタントには効率性が求められるということは、すでに説明した通りです。
そこで、意識したいことがMECE(ミーシー)です。

MECEとは、「漏れもなくダブりもない状態」のことを指します。

仕事において漏れやダブりが生じると、それを取り戻すために大きな時間的ロスが発生します。

コンサルタントとしては、無駄を最小限に抑えることが求められるため、MECEを意識することが非常に大切なのです。

コンサルタントには優秀な人も多いですが、それでも頭で思考するだけではどうしてもMECEに考えることはできません。

そこで、何か思考する際には、積極的に紙に書き起こすことをおすすめします。

また、3C分析や4P分析、SWOT分析など、MECEな思考を助ける様々なフレームワークも積極的に活用することで、より効率的な思考ができるようになるでしょう。

関連記事:コンサルタントのフレームワーク【ビジネスができる思考法】

フェルミ推定

フェルミ推定とは、「実際には調査できないデータをいくつかの手がかりだけを元に推測し、概算する」という手法です。

例としては、以下のような問題があります。

「日本にあるマンホールの数」
「東京都内の電柱の本数」

元となるデータは肌感覚でも構いません。

例えば「東京都内の電柱の本数」であれば、

  1. 100平方メートルあたり5本くらいの電柱がある
  2. つまり1平方キロメートルあたり50本の電柱がある
  3. 東京の面積はおよそ600平方キロメートル
  4. だから、50本×600平方キロメートル=3万本

というように概算します。

フェルミ推定では、特に細かな数字にこだわる必要がなく、概算で十分です。

このフェルミ推定を日常的に行うことによっても、ロジカルシンキングは高めることができます。

コンサルティングファームの面接では、フェルミ推定を用いたケース面接もよく行われます。

フェルミ推定を日ごろから行うことで、ロジカルシンキングを高められるだけではなく、面接対策にもなるため、コンサルタント志望者にはおすすめです。

コンサルタントが行うロジカルシンキングの2つの手法

ロジカルシンキングには大きく2つの手法があります。

それぞれの手法の具体的な内容を把握し、実践に活かすことができるようにしましょう。

帰納法

帰納法は、具体から抽象を導き出すアプローチです。

複数の具体例を列挙し、それぞれの共通点を見つけることで結論へと展開していきます。

例えば、以下のように考えるのが帰納法です。

  • 「東京の電車は混んでいる」
  • 「大阪の電車は混んでいる」
  • 「名古屋の電車は混んでいる」

よって、大都市の電車は混んでいる。

帰納法的アプローチの場合、実際のデータを元にして結論を考えるため、論理的なプロセスで思考することができます。

しかし、集めた実例が一部にしか当てはまらず、大局的に見れば論理が成立しない可能性があるというデメリットもある点には注意が必要です。

演繹法

演繹法は、別名三段論法とも言われます。

与えられた2つの情報を関連付けて、そこから結論を導いていく手法です。

例えば、以下のような2つの情報があるとします。

「犬は動物である」
「家族で飼っているポチは犬である」

この2つの情報から、「ポチは犬である」という結論を導くことができます。

コンサルタントとしてロジカルシンキングをする際には、クライアント企業の方針(ルール)や過去の実績などをもとにして、演繹法的に考えるのが一般的です。

ロジカルシンキングができる人の特徴

ロジカルシンキングができる人は、基本的に他の能力についても高いものを有しています。

ロジカルシンキングしかできない、という人はほぼ存在しません。

では、ロジカルシンキングができる人には具体的にどのような特徴があるのか、詳しく解説していきます。

分析力が高い

1つ目の特徴が、分析力が高いということです。

ロジカルシンキングができる人は、物事を1つの観点からではなく、2つ、3つと複数の幅広い観点から分析します。

偏った観点からの分析だと、MECEな状態にはならないことが多いためです。

また、表面的な浅い分析にとどまらず、物事を深く分析する姿勢も備わっています。

幅広い視野で深く分析ができるということが、ロジカルシンキングができる人の大きな特徴です。

問題解決能力が高い

2つ目の特徴が、問題解決能力が高いということです。

コンサルタントはいわばクライアント企業の問題を解決するプロフェッショナルです。

その問題解決能力を高めるためには、ロジカルシンキングを鍛えるしかありません。

問題解決能力が高い理由としては、論理的な解決策が練られるということが大きな理由です。
また、論理性のある解決策には共感や納得を得やすいという特徴もあります。

解決策を実行していくためには、チームメンバーからの納得も不可欠です。

「これで大丈夫か?」という不安がメンバーにある状態では、なかなか前に進むことができませんが、納得という前提条件があれば、全員が前を向いてプロジェクトを進めることができます。

やや精神論的な話にはなってしまいますが、ビジネスにおいては大切な要素です。

もちろん、論理性のないイチかバチかのギャンブル的解決策より、論理性のある解決策の方が、成功率が高いのも明らかです。

提案力が高い

3つ目の特徴が、提案力が高いということです。

何かを提案する際に、論理性があることは絶対条件です。

一般に、論理性が低い提案ほど通りにくく、論理性が高い提案ほど通りやすくなります。

特に日本人は、ギャンブル性のある方法よりも、確実性のある方法を好むためです。

また、ロジカルシンキングができる人は、一般的に1つの分野にとどまらず、幅広い分野において詳しい見識を持っています。

豊富な知識こそ、ロジカルシンキングの大きな土台を為すためです。

その豊富な知識を生かして、それぞれの分野の人が分かりやすいように説明ができるということも、提案力の高さを支える大きな理由となります。

コミュニケーション能力が高い

4つ目の特徴が、コミュニケーション能力が高いということです。

ここで言うコミュニケーション能力は、「初対面の人でもすぐに仲良くなれる」「誰とでも分け隔てなく仲良くできる」というものではありません。

ビジネスにおいて、共通の認識が得やすく、一緒に仕事を進めやすい、つまりビジネスパートナーとして最適であるという意味です。

ロジカルシンキングができる人の思考は、一般的に多くの人も理解しやすいという特徴があります。
ビジネスパートナーとして、共通の認識のもとに仕事ができることは非常に重要です。

ロジカルシンキングができる人のアイディアはMECEであるため、考え直しなどの無駄な工程を省略して、スムーズに仕事を進めることができます。

結果として、ロジカルシンキングが身についている人と一緒に仕事をすると、大きな成果に繋がっていくのです。

生産性が高い

5つ目の特徴が、生産性が高いということです。

無駄な作業や工程に、時間的リソースや脳内リソースを割く必要がなくなるわけですから、おのずと仕事の生産性は高まっていきます。

この生産性の高さは、コンサルタントに限らずすべてのビジネスパーソンにとって、長所となる能力です。

生産性が高くなれば、様々な仕事をスピーディー、かつ正確に実行できるため、周囲からの評価も上がり、昇進や昇給にも繋がっていくでしょう。

また、時間的な余裕も確保できるようになるので、ワークライフバランスを充実させることも可能です。

ロジカルシンキングはネクストキャリアの武器にもなる

ロジカルシンキングができる人材は、非常に市場価値が高いです。

日本では、言われたことを言われた通りにやる、いわば思考停止状態のビジネスマンも多くありません。そのような人材は、損失は発生させないものの、利益を生み出すこともありません。

しかし、会社が生き残っていくためには、利益を出すことが不可欠。

そのため、利益を生みだせない人材は、厳しい言い方をすれば「お荷物」です。

逆に言えば、ロジカルシンキングができる人材は、どの会社においても重宝される優秀な人材であると言えます。

コンサルタント出身者が転職市場での評価が高いのも、ロジカルシンキングができるということが大きな理由の1つです。

そのため、コンサルタントとして仕事をしながらロジカルシンキングを身に着ければ、コンサルティングファーム退社後のネクストキャリアにおいても、大きな武器として活用することができます。

コンサルタントに必要不可欠なロジカルシンキングを身に着けよう

コンサルタントにロジカルシンキングは不可欠です。

そもそも、入社の面接に際して「ロジカルシンキングができない」という評価を受ければ、採用をされずにコンサルタントとして仕事をすることができません。

コンサルタントにとってのロジカルシンキングは、学校教員にとっての教員免許くらいマストで求められるものなのです。

ロジカルシンキングを身に着けたり、高めたりするためには、トレーニングが欠かせません。

そこでおすすめなのが、セミナーの受講です。

セミナーを受講することで、コンサルタントに必要なロジカルシンキングをハイレベルで身に着けることができます。

コンサルタント志望者のみならず、現役コンサルタントにも、セミナーの受講を通じて、ロジカルシンキングをトレーニングすることをおすすめします。

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