コンサルタントの就活対策【業界研究をして早期内定】

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コンサルタントは就活生から非常に高い人気を誇る仕事です。

そのため、経済界全体が人手不足で「売り手市場」と呼ばれる状況にあっても、コンサルティングファームの就職倍率はかなり高くなっています。

人気の外資系コンサルティングファームの場合には、最終倍率が500倍を超えるということもあるようです。

そのコンサルティングファームの厳しい選考レースを勝ち抜くためには、業界の特徴を知り、しっかりとした対策を練ることが何よりも重要となります。

そこでこの記事では、コンサルティングファームへの就職に向けて取るべき対策を詳しく紹介していきます。

おすすめ記事:【22年卒必見】コンサルタントの就活の流れ【選考の順番を解説】

コンサルタント業界の特徴

まずはコンサルタント業界とはそもそもどんな仕事をするのか、またどんな会社があるのか、簡単に紹介します。

就職面接においては、コンサルティング業界の志望動機も必ず問われますので、業界についてしっかりと理解しておくことが大切です。

戦略コンサル

戦略コンサルの主な仕事内容には、

  • クライアント企業の全社的な施策
  • 海外新規参入戦略

などがあります。

主に、企業のトップに関わる案件が中心です。

戦略コンサルを手掛ける主要なファームは以下の通りになります。

総合コンサル

総合コンサルの主な仕事内容には、

  • クライアント企業の人事戦略
  • M&Aの提案
  • ITシステムの導入

などがあります。

比較的幅広い業務を手掛けているのが特徴的です。

戦略コンサルを行う主要なコンサルティングファームは以下の通りになります。

ITコンサル

ITコンサルの主な仕事内容には

  • IT戦略のコンサルティング
  • ITシステムの導入
  • 情報処理システムやクラウドシステムの構築
  • テレワークの支援

などがあります。

主にITを切り口としたクライアントの課題解決を目指しており、近年の急速なIT化の影響もあり、その存在価値は大きくなっています。

ITコンサルを手掛ける主なコンサルティングファームは、以下の通りです。

シンクタンク

シンクタンクの主な仕事内容には

  • 官公庁向けの政策提言にむけた研究
  • 経済調査

などがあります。

主にパブリックセクター向けの案件が中心です。

しかし、近年は民間企業向けのコンサルティングを行うケースも増えて来ています。

主なシンクタンク系コンサルティングファームは、以下の通りです。

業界特化

業界特化コンサルは、特定の業務や業界に関するコンサルティングのみを行うファームです。

具体的な案件としては、

  • 製造業特化
  • Web活用特化
  • 法制度特化
  • リスクマネジメント特化

などがあります。

それぞれの分野に特化した専門家集団がコンサルティングを行うのが特徴です。

一般の事業会社の一部署として、コンサルティング関連の部署が設けられていたり、関連会社として独立したりしているのが一般的で、具体的なファームには以下のような会社があります。

  • 博報堂コンサルティング
  • デロイトトーマツサイバー
  • サイエントジャパン
  • イーソリューションズ

コンサルタントに受かるためのポイント

コンサルティングファームの厳しい選考を通過するためには、他の志望者よりも優れた人材であると評価されることが重要です。

では、何が具体的に評価の対象となるのか、詳しく紹介します。

論理的思考能力

論理的思考能力は、コンサルタントにとってのライセンスのようなものです。

教員免許を持たない人間が教員にはなれないように、論理的思考ができない人材は、まずコンサルタントになることはできません。

コンサルタントは企業の抱える課題に対して、合理的な解決策を提示し、実行することが最大の仕事です。

コンサルタントとして大前提となる論理的思考能力は、日々のトレーニング等を通じて必ず身に着けておくようにしましょう。

面接全体を通じても、すべての回答において、論理的思考能力の有無は図られています。

関連記事:できる戦略系コンサルタントのロジカルシンキングとは【ビジネスに必須の考え方】

チームで成果を追求できる人材

コンサルタントは個人主義の傾向が強いと言われますが、実際にはチームで仕事を進めるのが中心です。

そのため、クライアントやチームの仲間と協力し、成果を追求できる人材であるか否かも大きな評価ポイントとなります。

自分自身の強い意志を持つことも大切ですが、それと同等以上に、自分の意志に反していた場合でも、チームの方針に従ってチームのために貢献できる能力も大切です。

人間性

コンサルタントの価値は、クライアントからの信頼があって初めて生まれるものです。

仮に正しいことを主張していても、クライアントからの信頼を得られないことには、スムーズに仕事を進めることはできません。

そこで求められるのが人間性です。

明るさ、熱意、コミットメント力など、人間的な魅力がない場合には、いくら優秀な知性を有しているとしても、コンサルタントとして高い評価を得ることは難しいでしょう。

また、新卒採用の場合には、「将来的に伸びが期待できる人材か」というポテンシャル採用が中心です。

そのため、何でも吸収しようとする謙虚さのある人材ほど、面接において高い評価を得やすい傾向にあります。

コンサルタントの選考対策

コンサルタントの選考も、一般的な就職活動と同様に、十分な対策を施さないことには始まりません。

少しでも内定に近い存在となるべく、取りうる対策はしっかりととり、万全の状態で選考に臨むようにしましょう。

ES対策や筆記試験対策、面接対策はもちろんですが、プラスアルファで、資格の取得や英語力の向上もおすすめです。

資格や英語力は不問としているコンサルティングファームがほとんどですが、無言のアピールになることは間違いありません。

また、近年はITコンサルの需要も高まっているため、プログラミングなどITに関連したスキルも高めておくのが良いでしょう。

コンサルタントの就活スケジュール

コンサルティングファームの一般的な選考スケジュールについて、紹介します。

  1. ESの提出
  2. 筆記試験/Webテスト
  3. グループディスカッション
  4. 面接(複数回)
  5. ジョブ選考
  6. FIT面接

グループディスカッションやジョブ選考は、実施しないファームもあります。

選考の時期は外資系ファームか日系のファームによりけりです。

外資系の場合は選考が早く、早ければ3年生の夏ごろ、遅くても冬頃には内定が出るのが一般的です。

日系コンサルも、4年生の5月頃までには内定が出ます。

一般の日系企業の就職選考と比べると、コンサルティング業界は比較的選考が早いというのが大きな特徴です。

ES

コンサルティングファームのESは、あまり内容が重視されておらず、学歴フィルターに活用されるのみという情報もあります。

主に外資系のファームでは、この傾向が強いようです。

一方で、ESに細かい設問を設けるなど、ESの選考に大きな力を入れているファームもあります。

中には、ケーススタディを出題するファームも。

ESの比重の大きさは、コンサルティングファームにより大きく異なるので、体験談などを参考にして、適切な準備をしましょう。

なお、ESの内容は面接でも問われることが多いので、常に面接を意識しながら書くことが大切です。

筆記/Webテスト

コンサルティングファームの選考の第一関門は、この筆記試験/Webテストです。

ファームによっては、通過率がわずか10%程度と、大規模な絞り込みが行われることもあります。

そのため、対策を疎かにしていては、ボーダーを超えることはできません。

実施されるテストの種類はファームによりけりです。

以下、主要なコンサルティングファームのテスト形態を紹介します。

A.T.カーニー オリジナル試験(言語はGMAT、非言語はSPIに似ている)
ベインアンドカンパニー GMAT
ボストンコンサルティング SPI
マッキンゼーアンドカンパニー オリジナル試験(玉手箱に似ている)
ドリームインキュベータ SPI
PwCコンサルティング 玉手箱
デロイトトーマツ TG-WEB
アビームコンサルティング SPI
ベイカレント 玉手箱&ケーススタディ
シグマクシス TG-WEB
日本総合研究所 玉手箱
三菱総合研究所 SPI

年度によりテスト形態が変更になる可能性もあるので、必ず最新の情報を確認しましょう。

関連記事:コンサルタント就活のWebテスト・筆記試験対策まとめ【9割が落ちる?】

GD・グループディスカッション(ない場合も)

グループディスカッションでは、主に4~6名程度のグループを作り、ケーススタディを行います。

そして、最終的に面接官に対して話し合った内容のプレゼンテーションを行うのが一般的です。

グループディスカッションでは、「他の候補者を蹴落とそう」という気持ちが働くかもしれませんが、それは逆効果になります。

むしろ、グループディスカッションはメンバー全員が運命共同体で、全員通過か、全員不合格かの2択であることが多いと言われています。

そのため、自分をアピールすることも大切ですが、それ以上「チーム全員で協力する」ということが大切です。

関連記事:GD(グループディスカッション)対策【経験を積んで苦手を克服】

面接(最大の課題)

どの企業の就職試験とも同じで、最も大きな比重を占めるのが面接です。

ここまで順調に進んできていたとしても、面接でいい評価を得られなければ、内定を勝ち取ることはできません。

たまに「空はなぜ赤くないのか?」など、突拍子もないことを聞かれることもありますが、一般的には、ごく普通の内容が問われます。

具体的な質問例としては、以下の通りです。

  1. 自己紹介をしてください。
  2. なぜコンサルを志望するのか?
  3. なぜうちのファームを選んだのか?
  4. うちのファームと他のファームとの違いは?
  5. 学生時代頑張ったこと
  6. 困難を乗り越えた経験
  7. チームで何か成し遂げた経験は?
  8. 誰にも負けないと思う点は何か
  9. 大学/大学院での研究テーマは?
  10. あなたは頭がいいですか?
  11. キャリア目標は?
  12. この仕事はきついけど本当にやってける?大丈夫?
  13. 英語できる?

このあたりは抜かりなく準備をして、面接を通じて一貫性のある回答ができるように心がけましょう。

面接官からより高評価を得るためには、特に以下の点を意識して回答をすることが大切です。

  • 簡潔に話す(結論から)
  • ゆっくり話す
  • 過度に自分をアピールしすぎない

特にゆっくり話すことで、相手に「堂々としている」「自信がある」という印象を与えることができます。

また、自分自身も緊張感から解放されるというメリットもあります。

非常に緊張感のある環境だけに、焦って話をしたくなる気持ちも分かりますが、是非意識的にゆっくり話すようにしてみてください。

ケース面接

コンサルティングファームの面接では、具体的なビジネス事例を元にしたケーススタディが行われるのも一般的です。

例えば、「東京駅前にあるハンバーガーショップの利益を2倍にする方法を考えてください」といったようなものです。

また前段として、「東京駅前のハンバーガーショップの1日あたりの利益はいくらか?」といったフェルミ推定が行われることもあります。

フェルミ推定やケーススタディは、日ごろからトレーニングをしておかなければ、絶対に対応することはできません。

書籍で勉強したり、過去の出題事例を参考にしたりして、抜かりない準備をしておきましょう。

関連記事:ケース面接の対策【基礎から読むだけで面接準備】

ジョブ・インターン選考

戦略コンサルを中心にジョブ選考は行われます。

ジョブ選考とは、数日間にわたって実際の仕事(ジョブ)を行い、他のメンバーや現役コンサルタントとともに戦略立案を行っていくものです。

ジョブ終了後、直接内定をいただくというケースも少なくありません。

ジョブはグループディスカッションや面接のように、1時間弱で終わるものではなく、数日間続きます。

そのため、実際のコンサルタントの仕事同様に、肉体的な体力、精神的な体力、そして思考体力が求められます。

休憩時間等も含めて評価の対象となるため、「自分がこのファームの一人のコンサルタントである」という自覚をしっかりと持って、ジョブに臨むことが大切です。

関連記事:ジョブ面接の対策【能力をアピールしてオファーを掴む】

FIT面接(ない場合も多い)

FIT面接とは、ジョブ後に行われるパートナーやプリンシパルクラスを相手にした面接です。

ジョブの振り返りや志望動機、入社後のイメージなど一般的な内容が中心ですが、より志望の本気度を図るために、逆質問の時間が長くとられます。

そのため、プロジェクトの種類やプロジェクトの進め方、ファームの得意分野に関する質問など、強い関心度を持っていることをアピールしていくようにしましょう。

関連記事:Fit面接の対策を紹介【ファームにマッチしてオファーを受ける】

コンサルタント志望者に役立つ本

コンサルタントの就職を目指す上では、抜かりない準備が欠かせません。

そのための準備として有効なのが、読書です。

コンサルタント志望者に、面接の際に役立つ本をいくつか紹介します。

関連記事:

『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』

アマゾンより

問題解決の際に有効なフレームワークについて、詳しく解説された書籍です。

フレームワークの形式とそれぞれの使い方をみっちりとマスターしておけば、ケース問題についても、問題なく対応できるようになるでしょう。

面接だけではなく、コンサルタントとして就職後も役に立つ知識やスキルを得られるはずです。

『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』

アマゾンより

フェルミ推定はとにかく慣れが必要です。

しかし、単に使えるテクニックを身に着けるだけでは、有効に駆使することはできません。

この書籍では、「なぜフェルミ推定が必要なのか」「フェルミ推定はどう生かされるのか」といった内容も詳しく記載されています。

直前期に読む本ではありませんが、本気でコンサルタントを志望するのであれば、できるだけ早い時期から読んでおくべき1冊です。

『イシューからはじめよ』

アマゾンより

この書籍では、物事の本質を捉える重要性やその問題点から解決策を導くための方法について、詳しく解説されています。

コンサルティングファームの面接におけるケース問題において、最も大きな減点材料になるのが、「問題の本質をはき違えること」です。

問題の本質をはき違えた場合には、「効率的に成果を残すことができない人材」という評価を受けてしまいます。

近年のコンサルタント内定者も多くが愛読していた一冊ですので、是非手に取って、「イシューを見極める能力」を養ってください。

『戦略コンサルティングファームの面接試験』

アマゾンより

この書籍は、戦略コンサルの面接対策に特化した内容です。

もう面接まであまり時間がなく、悠長に準備ができない」という時など、とにかく頭に叩き込みたい時には、読んで損はありません。

ただ、かなり面接対策に特化した内容なので、実際のビジネス現場で使えないものも多くあります。

あくまでも、面接対策という位置づけで読むのであれば、有益な学びを得られるでしょう。

『もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?』

アマゾンより

この書籍では、NTTやUber、任天堂など国内外で今まさに起きている課題をケースとして扱っています。

課題設定や仮設設定、思考という現実のビジネスの現場で行われている一連の流れについて、詳しく知ることができます。

また、幅広い業界に関する知見を得ることもできるため、視野も広がり、面接においてもより多角的な視野からの検討や回答ができるようになるはずです。

クライアントの視点で捉える、というコンサルタント就職後も生かせるスキルを得られるため、コンサルタント志望者はマストで読むことをおすすめします。

コンサルタントの就活は早めに万全の対策をしよう

コンサルタントの就職を実現させるためには、とにもかくにも準備がすべてです。

しかし、一口に準備と言っても、その内容は様々。

すべてを一から積み上げていこうとすると、かなり非効率になります。

そのため、しっかりと自分自身の長所と短所を把握した上で、特に力を入れるべき部分を定めてから、準備を始めるようにしましょう。

熾烈な選考レースを勝ち抜くためには、一日でも早く動き始めることが大切です。

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