総合系コンサルタントとは【仕事内容、有名なファーム、出身者を解説】

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近年、コンサルタントは若者を中心として大きな人気を博す職業となっています。

そのコンサルタントは、一口に「コンサルタント」と言っても、戦略系、総合系、会計、ITなど様々な種類があります。

この記事では、様々なコンサルタントのうち「総合コンサルタント」に絞って、詳しく解説していきます。

「総合コンサルタントに興味がある」という方は、是非この記事を参考にしてください。

総合コンサルタントとは

まず、総合系コンサルティングファームの特徴について、いくつか紹介します。

インダストリーとファンクションごとに細かく分岐

総合系コンサルティングファームの特徴は、インダストリー(産業界)とファンクション(機能)ごとに、細かく部門を分けているということです。

それぞれの部門が、会社を構成する一つの主体として、大きな権限を有しています。

会社全体ではなく、部門ごとに採用活動を行っているという点も、総合系コンサルティングファームの特徴です。

幅広い業務課題に対応する体制が整えられているため、コンサルティング案件は

  • 戦略立案
  • システム構築
  • システム運用
  • 人材教育
  • 経営支援

など多岐に渡っています。

近年誕生している戦略コンサルやITコンサルなど、特定の領域に絞ったコンサルティングファームが、「狭く深く」というスタンスであるのに対して、総合コンサルは「浅く広く」というスタンスで、コンサルティングを行っています。

そのため、総合系コンサルティングファームで働くコンサルタントも、特定の分野に強みを持つスペシャリストよりも、幅広い分野について見識を有するゼネラリストとして育ちやすいのも大きな特徴です。

協同プロジェクトが多い

総合系コンサルティングファームでは、他部門との協同、グループ会社との協同など、外部の資源を活用しながらコンサルティングを行うことも少なくありません。

特に近年は、クライアントが複合的な課題を抱えているケースも多いため、関連する部門同士の協同プロジェクトは多数発生します。

このような複雑な課題であっても、社内のリソースを使ってすぐに体制を整えられるという点は、総合系コンサルティングファームならではの強みです。

ファームの規模が大きい

戦略系コンサルティングファームは、比較的少数精鋭で動いている会社も多くあります。

一方で、総合系コンサルティングファームは、かなり大規模な組織であることが一般的です。

コンサルティング分野が非常に多岐に渡るため、それぞれの部門に知見を持った人材が必要になるからでしょう。

実際に、1000人以上の規模を誇るコンサルティングファームが非常に多くあります。

例えば総合系コンサルティングファームとして、最も有名と言っても過言ではないアクセンチュアは、日本拠点だけでも5000人を抱える陣容です。

この人材基盤の大きさがあるからこそ、クライアント企業の抱える様々な経営課題にスムーズに対応できるのだと言えます。

長期案件が多い

コンサルティングファームの案件というと、単発のプロジェクトをこなし、それが完了したら、また次のプロジェクトへ移行するというイメージを持つ人も多いでしょう。

戦略コンサルタントや経営コンサルタントの場合、大きな使命は「クライアントの課題を解決すること」なので、それが完了すれば、それ以上の仕事は求められません。

しかし、総合系コンサルティングファームの場合、特にシステムの運用・保守関連の案件の場合には、年単位、10年単位と言ったような長いスパンで案件が進められます。

もちろん、案件の規模も非常に大きいものが多いというのが、総合系コンサルティングファームの特徴です。

代表的な総合系コンサルティングファーム

総合系コンサルティングファームには、以下のような会社があります。

総合系コンサルティングファームの母体は、BIG4と呼ばれるアメリカの4大会計事務所、デロイトトーマツ、PwCグループ、KPMGグループ、EYグループです。

そのため、元々は外資系コンサルティングファームしかありませんでしたが、近年は日系の総合系コンサルティングファームも着実に増加して来ています。

総合コンサルタントの仕事内容

総合系コンサルティングファームの仕事は、特定の領域にとどまらず、幅広いインダストリー、幅広いファンクションについてのコンサルティング案件です。

インダストリーごと、ファンクションごとに、具体的に以下のような領域があります。

インダストリー ファンクション
  • 製造業
  • 卸売業
  • 金融
  • 通信
  • 官公庁
  • 農業
  • 戦略立案
  • 業務改革
  • IT
  • 人事
  • 人材教育
  • 財務

基本的には、案件の領域ごとにプロジェクトチームが編成されます。

そして、その領域のプロフェッショナルが集まり、クライアントの課題解決をサポートしていくという形です。

複数の領域にまたがるような複合的なプロジェクトが発生した場合には、それぞれの部門から人材が集められ、臨時のチームを編成することもあります。

総合系コンサルティングファームとして存続するためには、多くの人材、多くの拠点を設けていなければなりません。

そのため、必然的に総合系コンサルティングファームは大企業か、それに匹敵する規模のファームばかりとなります。

よって、金額的にも、社会的影響力的にも、大規模な案件が中心です。

中には、日本を飛び越えて、諸外国との連絡調整も求められるグローバルな案件もあります。

また、社内で昇進していき、マネージャークラス以上になると、新規案件を受託していくための営業も仕事の一部となります。

一般的な日系企業では、経験の浅い若手社員の仕事というイメージがある営業ですが、総合系コンサルティングファームの場合は、かなり高いレベルのスキルが求められるため、一定程度の経験を積み、知識やスキルセットを有したマネージャークラス以上の仕事になるのです。

総合コンサルタントのキャリアパス

総合コンサルタントとして就職すると、基本的には以下のような社内キャリアを歩んでいきます。

  • アナリスト
  • コンサルタント
  • シニアコンサルタント
  • マネージャー
  • シニアマネージャー
  • アソシエイトパートナー/ディレクター
  • パートナー/プリンシパル

実際の呼称は、ファームによりけりです。

新卒として入社した後は、アナリストとして採用され、まずはシステム関連のプロジェクトにアサインされるのが一般的です。

いきなり戦略立案や業務改革といった、高難易度のプロジェクトに携わることは、かなりレアケースと言えます。

中途採用の場合は、部門ごとの採用を行うことが多いため、前職やこれまでの職務経歴に応じて、適切なプロジェクトにアサインされます。

総合系コンサルティングファームの場合、成果主義というよりも、比較的成長性を重んじる傾向があるため、外資系の戦略コンサルティングファームに見られるような、厳しい「Up or out」の風習は、それほど色濃く見られません。

それでも、日系企業のように年功序列で昇進・昇給していくというケースは少なく、評価により決められるのが一般的です。

総合系コンサルティングファームでは、数字で見られる成果だけではなく、チームへの貢献度や上司からの主観的な評価も大きく影響します。

必ずしも適正と感じられる評価ばかりではないだけに、誰が上司になるか、という運次第で、キャリアが決まってしまう可能性がある、というのは総合系コンサルティングファームの難点です。

総合コンサルタントの採用傾向

総合系コンサルティングファームの採用傾向について、詳しく紹介します。

新卒の採用傾向

総合系コンサルティングファームは、かなり大規模な会社が多くあります。

そのため、採用の絶対数も多くなるのが一般的です。

しかし、その分募集も殺到します。

特に、高学歴の人材は、とりあえずという感じで、総合系コンサルティングファームに片っ端からエントリーするというケースもあるようです。

総合系コンサルティングファームの場合、学歴フィルターをかけることは少ないのですが、その代わりに筆記試験は激戦を極めます。

中には、筆記試験の通過率が1割程度というファームもあります。

結果的に、最終倍率は100倍以上だったというようなことも少なくありません。

総じて、新卒での総合系コンサルティングファームの内定獲得は、かなりハードルが高いと言えます。

関連記事:【22年卒必見】コンサルタントの就活の流れ【選考の順番を解説】

中途の採用傾向

総合系コンサルティングファームは、中途採用をかなり活発に行っています。

新規のプロジェクトが立ち上がるごとに、その領域の専門性を持った人材が必要になるケースが多いためです。

そのため、中途採用の場合には、コンサルタントとして最低限の仕事をこなせるビジネススキルはもちろんのこと、特定分野における専門性を有していることもマストで求められます。

総じて、そのハードルはかなり高い傾向にあるため、通年で門戸が開かれているとは言え、簡単に転職を勝ち得ることができないのが現実です。

総合コンサルタントになるために必要な資格・能力

総合系コンサルティングファームは多くが大企業のため、一人ひとりに与えられる裁量権は大きくありません。

そのため、少数精鋭の戦略コンサルタントほどには、「一人で幅広い業務をこなす能力」を求められることは少ないでしょう。

しかし、最低限のコンサルタントとしての素養は求められます。

そのうち、特に重要なのは、論理的思考力(ロジカルシンキング)、コミュニケーション能力の2つです。

論理的思考力は、コンサルタントのパスポートのようなもの。

これが身についていない人材は、どんなコンサルティングファームへの就職は難しいでしょう。

また、総合系コンサルティングファームでは、チームの一員として、仕事をこなすことが中心となるので、かなり高いコミュニケーション能力が求められます。

実際の採用選考においても、グループワークやグループディスカッションを通じて、コミュニケーション能力が多方面から評価されるのも、このためです。

また、中途採用の場合には、上記の2点に加えて、特定領域に関する専門的知見も求められます。

総合系コンサルティングファームの中途採用のほとんどが、特定のファンクションごと、特定のインダストリーごとの採用を行っているためです。

さらに、近年の急速なグローバル化の影響も受け、実務で英語を使う場面も増えています。

実際に応募要件に一定以上の英語力が明記されていない場合でも、就職後のキャリアも見据えて、英語力を有していることは1つの武器になるので、習得しておいて損はないでしょう。

関連記事:ロジカルシンキングを学ぶことのできる本おすすめ10選【論理的思考を鍛える】

総合コンサルタントの年収

総合系コンサルティングファームの年収は、概ね以下の通りです。

役職 年収
アナリスト 500万円
コンサルタント 500~700万円
シニアコンサルタント 600~800万円
マネージャー 700~1000万円
シニアマネージャー以上 1000万円以上

実際の年収は、ファームの給与体系やその時々のファームの業績により異なります。

しかし、概ね上記の通りであると考えて問題ありません。

戦略コンサルティングファームと比べると、若干劣りますが、それでも他産業と比べると、かなりの高水準です。

順調に昇給・昇進を果たした場合には、20代のうちに1000万円を突破するということもあります。

総合系コンサルティングファームは大手企業であるということもあり、外資系を除いては、福利厚生もかなり充実しています。

そのため、可処分所得で比較すれば、戦略系コンサルティングファームを上回ることもあるでしょう。

総合コンサルタントの労働環境

総合系コンサルティングファームは、比較的激務と言われる労働環境です。

もちろん、アサインされるプロジェクトチームにもよりますが、月間あたり100時間以上の残業を強いられるということも多々あります。

特に、システム関連のプロジェクトは、クライアント企業の営業時間外に行うことも多く、終電後の勤務は当たり前ということも少なくありません。

高収入というメリットがあるので、完全なブラック企業とは言えませんが、ワークライフバランスを充実させるのは、比較的難しいと考えられます。

ただ、近年の働き方改革の影響を受け、できるだけ労働時間を短縮しようという動きが各社で起こっています。

特に大企業は、コンプライアンス意識も非常に高いです。

そのため、名ばかりの改革ではなく、しっかりと中身の伴ったものになるように、改革に取り組んでいます。

実際に、ここ数年で残業時間が激減したという事例も多々。

出産休暇や育児休暇など、女性が働きやすい環境づくりも、各社で着々と進められています。

代表的な総合系コンサルティングファーム出身者

総合系コンサルティングファームの著名な出身者を、何人か紹介します。

ファーム 出身者
アクセンチュア
  • 田島学
  • 田村誠一
  • 山下泉
  • 奥野潤
  • 杉江陸
  • 沢登秀明
  • 森正弥
ベイカレント・コンサルティング
  • 株本祐己
  • 田中淳一
  • 植本涼太郎
  • 尾花政篤
PwCコンサルティング
  • 川上潤
  • 岩村水樹
  • 岩田松雄
アビームコンサルティング
  • 清水康一郎
  • 白崎あゆみ
  • 鴨志田晃

まとめ:総合コンサルタントになるにはどうすればいい?

総合系コンサルティングファームへの就職・転職は非常に高いハードルです。

総合コンサルタントになるためには、市場において高く評価されうるだけの、ビジネススキルや特定の領域についての高い専門性を有していなければなりません。

しかし、自分自身の努力だけで、総合コンサルタントに求められるスキルを獲得するのは、かなり難しいのが現実です。

そこで、おすすめしたいのが、セミナーの受講です。

セミナーを受講することで、ビジネス現場で求められるビジネススキルを高いレベルで習得することができます。

それは、総合コンサルタントとしての就職に向けた一つの近道になるでしょう。

総合コンサルタントになりたい」と考えている方は、是非セミナーの受講を検討してみてください。

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