コンサルタントのフレームワーク【ビジネスができる思考法】

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コンサルタントは仕事を通じてかなり「考える」機会が多い職業です。

どれだけ速く、正確に考えることができるかが、コンサルタントとしての力量を示すものになります。

無駄のない思考ができるようになるためには練習や経験が欠かせません。

しかし、手助けしてくれる方法があります。

それが、フレームワークです。

フレームワークを使って思考をすることで、思考するスピードや正確性を高め、コンサルタントの仕事に活かすことができます。

コンサルタントにおけるフレームワークのメリット

 

フレームワークは、思考する枠組みのことです。

人間は完全に自由な状態で思考を始めると、躓いてしまうことも多くありますが、フレームワークに沿って思考すれば、その心配はありません。

では、具体的にフレームワークを活用して思考することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

MECEである

MECE(ミーシー)とは、Mutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの略語です。

簡単に要約すると、「もれがなく、なおかつダブりがない」状態になります。

仕事において最も非効率なのは、無駄を取り戻す作業です。

しかし、MECEであれば、無駄な作業に時間を割く必要がなく、結果的に最も効率的な方法になります。

この記事で紹介する様々なフレームワークを駆使すれば、MECEな思考が可能です。

思考の工程を削減できる

フレームワークを活用すれば、あとはそこに事象を当てはめていくだけで思考を進めることができます。

「どのように考えればいいのか」という第一段階の思考工程を排除することができるため、思考のスピードを格段に高めることができるのです。

スピード感が高まるということだけではなく、削減できた工程で使うはずだった脳のリソースを、より難易度の高い思考に費やすことができるようになり、結果的に思考の質も高まっていきます。

共通認識を持ちやすい

フレームワークを活用すれば、他のメンバーとも共通認識を得やすくなります。

どれだけ素晴らしいアイディアを思いついたとしても、それが同僚や上司、クライアントに伝わらなければ意味がありません。

有名なフレームワークであれば、思考がしやすくなるということだけではなく、伝わりやすくなるという効果もあります。

活用したフレームワークに対して、完全な共通認識が出来上がっている場合には、内容を説明する工程も削減可能です。

すると、限りがある脳のリソースや時間的リソースを、より効率的に活用できるようになります。

資料にそのまま落とし込める

フレームワークを用いない場合、自分の頭で整理した内容を、今度は他人にも分かりやすいように表現した資料を作る必要があります。

この場合に必要な工程は

  1. アイディアを思考する
  2. 表現方法を思考する
  3. 資料に落とし込む

という3つです。

しかし、フレームワークを活用することで、「表現方法を思考する」という工程を省略できるため、作業効率がアップします。

このように、フレームワークを活用することで、圧倒的に効率的な仕事ができるようになるのです。

コンサルタントは毎日激務であるため、いかに効率的に仕事ができるかが求められます。

まずはフレームワークを活用することで、思考の質とスピードを高めていきましょう。

関連記事:戦略系コンサルタントのパワーポイントスキル【プレゼン資料の作成の実例紹介】

コンサルタントが使うフレームワークの実例

一口にフレームワークと言っても、その種類は多くあります。

ここでは特に有名な12種類のフレームワークについて、その概要や使い方を紹介します。

3C分析

3Cとは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3つの頭文字を取った言葉です。

基本的にはBtoBのマーケティングにおいて使われる分析手法で、各項目から分析した内容をもとに、新商品開発の有効性などを図っていきます。

3C分析を通じては、以下のような情報を集め、分析します。

Consumer

  • 市場規模
  • 産業形態
  • 顧客のニーズ
  • 人気を集める手法

Company

  • 自社だけにしかない販促ルート
  • 対外進出実績
  • 業界でのスペシャリティ
  • 運営方法(フランチャイズか、直営店か)

Competitor

  • 同業他社の売上や利益の状況
  • 同業他社の取り揃えているラインナップ

4P分析

4P分析は、Product(製品)、Price(価格)、Place(場所)、Promotion(促進)の頭文字を取った言葉です。

新たな製品開発を行う際に、「どんな製品を、どのくらいの価格で、どんな場所で、どのようにして売るか」を考える際のフレームワークとなります。

また、どのような外装にするかというPackageも含めて「5P分析」と言われる場合もあります。
4P分析を失敗すると、事業はそのまま傾きます。

例えば、20代女子向けの化粧品の販売を促進するために、高年齢層の多い巣鴨で積極的に販売しても、効果は上げられないでしょう。

特にBtoC商売を行う事業者にとって、適切な4P分析は肝となります。

5F分析

5F分析は、ファイブフォース分析と読みます。

つまり、5つのフォース(力)に焦点を当てた分析手法です。

5つのフォースとは、具体的に以下のものを指します。

  • 競合他社の脅威
  • 顧客との交渉
  • 供給先との交渉
  • 業界への新規参入者の脅威
  • 代替製品の脅威

上記5つの競争要因についての分析を行うことで、これから立ち上げる事業で収益が上げられるのか否かを確かめていきます。

コンサルタントが最も使う機会が多いフレームワークであると言っても過言ではありません。

SWOT分析

SWOT分析は、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字から取った略語です。

自社の強み弱みという内部環境、市場への参入機会や競合の脅威といった外部環境について、分析した上で、今後の戦略立案や事業提案へとつなげていきます。

SWOT分析は、これから戦略を策定する際のみならず、決定した事業戦略が本当に有効なのかという確認の際にも用いられるフレームワークです。

コンサルタントに限らず、ビジネスパーソンとしては絶対に身に着けておくべき思考法となります。

自分自身の目標を設定する際にも活用できるフレームワークなので、日ごろから積極的に使ってみるのがおすすめです。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、1970年代にボストン・コンサルティング・グループが提唱した、経営資源を最適配分するために提唱したフレームワークです。

今現在会社が行っている事業が、どんな立ち位置であるかを分析することで、何を伸ばし、何を切り捨てていくべきかという経営判断に繋げていきます。

一般的な方法としては、縦軸に市場の成長率、横軸に相対的市場占有率として、以下の4つの象限に分類します。

  • 相対的市場占有率
    高 金のなる木 花形
    低 負け犬
  • 市場の成長率
    高 問題児 花形
    低 負け犬

例えば「負け犬」に分類された事業であれば、この先注力したとしても、将来性は見えません。

そのため、リストラクチュアリングの対象としていく、といったような経営判断ができます。

マッキンゼーの7s

マッキンゼーの7Sは、マッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱したフレームワークです。

以下のソフトの4S、ハードの3Sを合計した7つの要素から、企業戦略の有効性を確かめていく手法となります。

ソフトの4S

  • Shared Value
    共通の価値観・理念
  • Style
    社風
  • Staff
    人材
  • Skil
    能力

ハードの3S

  • Strategy
    戦略
  • Structure
    組織構造
  • System
    システム・制度

通常、ソフトの4Sは簡単には変更できないもの、一方でハードの3Sは上層部の判断により比較的短期間のうちに変更しやすいものを指します。

企業が競争優位に立つためには、すべての要素がバランスよく備わっていることが不可欠です。

そこで、業務改善コンサルタントなどが、マッキンゼーの7Sを活用することで、組織改革の提言をしていきます。

ロジックツリー

ロジックツリーを直訳すると「論理の木」となります。

その通り、直面している問題について、ツリー状に分解していくことで、その原因を探り、解決策を探していく際に活用されます。

コンサルタントには論理的思考力が不可欠とされているため、このロジックツリーを高いレベルで使いこなせる人も少なくありません。

ロジックツリーを活用することで、問題の原因を細部にわたって突き止めることができます。

そのため、解決策を考えやすくなったり、優先順位をつけやすくなったりするのが大きなメリットです。

アンゾフのマトリクス

アンゾフのマトリクスでは、縦軸に「市場」、横軸に「製品」をとります。

そして、それぞれ「既存」「新規」の2区分を設けて、以下の4象限に分類します。

市場
製品
既存
新規
既存
市場浸透
新市場開拓
新規
新製品開発
多角化

自社の製品やサービスがどこに分類されるかによって、どのようなマーケティング手法を行うべきかという経営戦略へと繋がっていきます。

AIDMA

AIDMAとは、消費者の購買決定のプロセスを細分化した分析手法です。

それぞれ、以下の頭文字を取っています。

Attention(認識する)
Interest(関心をもつ)
Desire(欲しくなる)
Memory(記憶する)
Act(購入する)

とある商品について、消費者がどの段階にいるかを分析することで、有効なマーケティング戦略をとることができるようになります。

プロダクトライフサイクル

プロダクトライフサイクルとは、商品やサービスを市場に投入してから、市場に消えるまでの一連の動きを分析するフレームワークです。

プロダクトライフサイクルには、

  • 導入期
  • 成長期
  • 成熟期
  • 飽和期
  • 衰退期

5つの段階があります。

自社製品やサービスが、現在どの段階にあるかを認識することで、より増資していくのか、それとも撤退を考えるのか、といったような経営判断に繋がっていくのです。

PEST分析

PEST分析とは、Politics(政治)、Economy(経済)、Social(社会)、Technology(技術)の4つ頭文字を取ったフレームワークです。

自社の立ち位置や自社製品の動向ではなく、業界全体というマクロのビジネス環境について分析する際に活用されます。

業界のビジネスは必ずマクロ環境の影響を受けるものです。

そのため、中長期的な事業戦略を立案するに際して、PEST分析は欠かせません。

フレームワークの注意点

前の章で、様々なフレームワークの概要やその使い方について紹介しました。

しかし、フレームワークを活用する際にはいくつか注意しておきたいこともあります。

使いこなせて初めて意味がある

フレームワークは知っているだけでは意味がありません。

適切に使いこなすことによって、初めて意味を持つものです。

もちろん、知っていなければ使うことができないので、様々なフレームワークについての知識を深めておくことは重要になります。

しかし、それだけでは単なるノウハウコレクターで終わってしまいます。

よりよく使いこなせるようになるためには練習を重ねるしかありませんので、コンサルタントは業務の内外を通じて、フレームワークに当てはめた思考をしていくことが大切です。

フレームワークにきれいに当てはまらないことも多い

フレームワークはあくまでも1つの型でしかありません。

考える問題やテーマによっては、きれいにフレームワークの枠組みに収まりきらないこともあります。

というよりも、そうなることの方が多いです。

また、1つのフレームワークだけではなく、複数のフレームワークを複合的に活用しなければならない場合もあります。

ある程度の型は守りつつ、うまくいかない場合には工夫する柔軟性も、コンサルタントに求められる大切な資質です。

強引なフレームワークの活用は説得力を失う

フレームワークありきで物事を考えたり、資料を作ったりしていると、逆に思考停止となってしまい、前に進めなくなることもあります。

なんとかフレームワークの枠組みに当てはめようと、関係ない要素を強引に入れ込んだ場合には、説得力を失いかねません。

あくまでも、フレームワークは思考を手助けするツールとして活用することが大切です。

コンサルタントはフレームワークを活用して思考を効率化しよう

フレームワークは万能ではありません。

しかし、確実に思考を助け、様々な無駄の削減に貢献してくれます。

コンサルタントは、常にスピーディーかつ正確な決断が求められるため、フレームワークを使わない手はありません。

また、コンサルタントの就職に向けた面談に際して、うまくフレームワークを使いこなせているか否かを評価されることもあります。

そのため、フレームワークを活用できることは、コンサルタントとしての必要条件と考えて良いかもしれません。

正しいフレームワークの使い方については、実際に学び、挑戦してみることが大切です。

セミナーを受講すれば、コンサルタントに必要なフレームワークの基礎を学び、また実際にそれを活用した思考を体験することもできます。

コンサルタントになるためにフレームワークを活用した思考法を身に着けたい方は、是非セミナーを受講してみてください。

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